MONSTER IN THE FIELD — ARTIST VOICE Vol.1

# アーティスト # インタビュー

“大村孝佳氏に聞く、MONSTER ROCK のサウンド

SERIES
MONSTER IN THE FIELD — Artist Voice

プロは、耳で選ぶ。 スペックだけでは語れない。ブランドネームだけでも選ばない。 最後に信じるのは、自分の耳だ。 MONSTER IN THE FIELDは、音の最前線でMONSTERを選んだアーティストたちに、その理由を聞く。

「豪快さと繊細さを持ち合わせています。」

ギタリスト 大村孝佳氏に、MONSTER CABLEの楽器用ケーブル「M ROCK2-6」「M ROCK2-21A」を実際の演奏環境で使用いただき、レビューをいただきました。今回、大村氏がMONSTER CABLEを使用するのは約10年ぶり。ESP SNAPPERシリーズ、Kemper Stage、プラグインアンプという実際の使用環境で、近年愛用されているBELDEN 8412との比較も交えながら、MONSTER ROCKのサウンドを詳しくレビューいただいています。

MONSTER IN THE FIELD — Takayoshi Ohmura



CHAPTER 01第一印象は「中域〜中高域」

「MONSTER CABLE」、そして「ROCK」という製品名。さらに存在感のある外観から、大村氏も当初は、「音が太い、厚い、音圧たっぷり、派手な味付けでゴリゴリのロックサウンド」というイメージを持っていたとのこと。しかし、実際に使用した際の第一印象は、そのイメージとは異なるものでした。「中域〜中高域が前に出てくる、そして音質も細くなく太過ぎず、絶妙で繊細。」そしてMONSTER ROCKのキャラクターを、「豪快さと繊細さを持ち合わせています。」と表現されています。


CHAPTER 02ドライ&ソリッド、それでいて艶感のある中域

中域については「ウェット・ヌメヌメ系」ではなく、ドライ・ソリッド(クリスプ)系寄りと分析。ただし、単純にさっぱりとしたサウンドではなく、艶感がありながらタイト。さらに低域や厚みもあり、それぞれの帯域がボヤけることなくクリアに鳴る点も評価いただきました。大村氏がMONSTER ROCKの帯域バランスについて使われた表現が、

「必要なところを必要なだけ。」

— 大村孝佳

という言葉です。個性を持ちながらも無理な強調や不自然さを感じさせない、MONSTER ROCKの特徴を非常に分かりやすく表現していただいています。


CHAPTER 036ftと21ft。同じMONSTER ROCKでも感じられる違い

今回レビューいただいたのは、長さの異なる2モデルです。

M ROCK2-6:6ft(約1.8m)

M ROCK2-21A:21ft(約6.4m)

大村氏は両モデルを比較し、ケーブル長によるサウンドの違いについても言及されています。M ROCK2-6では、より中高域の特徴を強く感じる一方、M ROCK2-21Aでは帯域やレスポンスに落ち着きを感じ、場面によっては長いモデルの方が扱いやすく感じることもあるとのこと。

ケーブルは一般的に「短いほど良い」と言われることもあります。しかし大村氏は、「それと音の好みはまた別の話だと思います」とコメント。使用環境や目的だけでなく、自分が出したい音やシステム全体のバランスまで考えてケーブルを選ぶことの重要性にも触れられています。

6ft vs 21ft — サウンドの傾向

M ROCK2-6:中高域の特徴がより前に出る。クリスプでダイレクトな印象。
M ROCK2-21A:帯域やレスポンスに落ち着きがあり、システム全体に馴染みやすい場面も。
短さ=正解ではなく、出したい音から選ぶことが大切。



CHAPTER 04「良いと言われている」だけで選ばない

今回のレビューで特に印象的なのが、大村氏のケーブル選びに対する考え方です。

「『良いと言われている』『良いとされている』という理由だけで選ぶのではなく、あくまでも自身のギターや機材、そして理想の音を第一に考えるのが良いと思います。」

— 大村孝佳

ケーブルも、ギターやアンプ、エフェクターと同じく、音作りを構成する一つの要素です。評判だけで選ぶのではなく、実際の機材との組み合わせや、自分が求めているサウンドから選択する。MONSTER ROCKのレビューでありながら、「ケーブルそのものをどう選ぶのか」というところまで踏み込んだ、非常に興味深いレビューをいただきました。


K-Garage PRO DIVISIONより

今回、大村さんには製品の良い部分だけではなく、普段使用されているBELDEN 8412との比較や、ケーブル長による違いまで、実際の使用環境をもとに率直にレビューいただきました。

ケーブルはスペックや評判だけでは、なかなか音の違いや個性を伝えにくい製品でもあります。だからこそK-Garage PRO DIVISIONでは、「この製品が一番良い」と一方的に伝えるのではなく、それぞれの製品がどんな個性を持ち、どんな音作りの選択肢になるのかを伝えていきたいと考えています。

大村さん、この度はMONSTER ROCKをじっくりとお試しいただき、非常に丁寧で率直なレビューをありがとうございました。大村孝佳氏によるレビュー全文は、下記リンクよりご覧いただけます。MONSTER ROCKに興味をお持ちの方はもちろん、ケーブル選びや音作りについて考えるうえでも、ぜひ大村孝佳氏のレビューをご覧ください。

PRODUCTS 今回レビューいただいたモデル
MONSTER ROCK M ROCK2-6
MONSTER CABLE
M ROCK2-6
楽器用ケーブル / 6ft(約1.8m)/ Straight–Straight
長さ
6ft / 約1.8m
プラグ形状
ストレート–ストレート
大村孝佳氏のコメント
中高域のキャラクターをより強く感じられたショートモデル。
製品ページを見る →
MONSTER ROCK M ROCK2-21A
MONSTER CABLE
M ROCK2-21A
楽器用ケーブル / 21ft(約6.4m)/ Right Angle–Straight
長さ
21ft / 約6.4m
プラグ形状
アングル–ストレート
大村孝佳氏のコメント
帯域やレスポンスに落ち着きがあり、場面によってはこちらが扱いやすい。
製品ページを見る →
PROFILE

大村孝佳(Takayoshi Ohmura)
1983年12月26日生 / 大阪府出身

11歳からギターを始め、ハードロック/ヘヴィメタルに傾倒。2004年、RICHIE KOTZEN、MARK BOALS、DOOGIE WHITEらを迎えた1stアルバム「Nowhere To Go」でソロデビュー。

以降、ソロ活動を軸に、Marty Friedmanの国内外ツアー、A-mei(張惠妹)のアジア/ワールドツアー、LIV MOON、DCPRG、C4など数多くのプロジェクトに参加。卓越したテクニックと独自のギタースタイルで、国内外のステージ、レコーディング、サポートなど幅広く活動している。