WHERE SOUND MEETS “EV Reports” Vol.3 -ポータブル・コラム型スピーカー試聴会-

# イベント

横並びの中で、EVらしくあること。
サンレコ音響設備ミーティング vol.1 ポータブル・コラム型スピーカー試聴会レポート

2026年7月21日・22日、東京・KANDA SQUARE ROOMにて「サンレコ音響設備ミーティング vol.1 ポータブル・コラム型スピーカー試聴会」が開催されました。K-Garage PRO DIVISIONはElectro-VoiceのEVOLVE 70で参加し、二日間にわたって多くの方にその音を届けることができました。

「じっくり聴く」という場の空気

展示会とは異なる、独特の緊張感がありました。来場者の多くは座席に腰を落ち着けながら、各社のスピーカーが奏でる音に耳を傾けていました。座席を自由に移動できるため、前から、後ろから、横から——それぞれが自分の耳で確かめようとする姿勢が会場全体に漂っていました。

試聴が終わり、フリータイムに入ると、今度はスピーカーに人が集まります。「もう少し聴かせてください」「実際の現場では?」——そんな会話が、会場のあちこちで続いていました。

ハッとした顔が、答えだった

EVOLVE 70の試聴中、印象的な瞬間がありました。音が鳴り始めた瞬間、ふっと表情が変わる方がいたのです。「あ、これか」というような、小さな驚きとも納得ともとれる表情。それが、一番の手応えでした。

フリータイムでは、実際の設置レイアウトに関する質問や、具体的な使用環境についてのご相談をいただきました。PA業者の方、音響を学ぶ学生の方——立場は違えど、皆さんが「実際に使えるかどうか」を真剣に考えながら聴いていることが伝わってきました。

そして、特に印象に残ったのは「EVOLVE 70を聴きたくてこのイベントに来ました」と言ってくださった方がいたことです。その一言は、この二日間で最も嬉しい言葉のひとつでした。

「これを聴きに来ました」——そう言っていただける製品を、届けている実感がありました。

比べてわかった、EVの音

他社製品と横並びで聴き比べられる機会は、普段なかなかありません。その中でEVOLVE 70が鳴らしたのは、EVらしいタイトな低域でした。締まりのある、芯のあるロー。全帯域がしっかりと鳴り、高音域のキラっとした質感まで丁寧に再現される。しっかりと主張のある音でした。

「比べる」という文脈の中でこそ、その個性がはっきりと浮かび上がったように感じます。

もっと多くの方に、この音を届けたい。

今回のイベントを経て、あらためて思ったことがあります。「もっと多くの方にEVOLVEの音を聴いていただける機会をつくっていきたい」——それが、二日間を通じての正直な感想です。比較試聴という場だからこそ届いた手応えを、次の機会につなげていきます。


八田
八田 鉱平
K-Garage PRO DIVISION